自分の食べる野菜だから、形は悪くても味が大事。
おいしい野菜を、家族や友人に食べてもらいたい。
そう考えている方が多いと思います。家庭菜園の方にこそ、ぜひ千成産業の有機肥料を
使っていただきたいです。
有機肥料を使って、「美味しい!」の笑顔を広げて下さい。
作物にあった肥料のご案内、肥料の使用方法、土壌改良などについても、ご相談にのっ
ております。お気軽にお問い合わせください。
有機肥料は、動物、植物などの生物由来の原料で作られた肥料です。
例えば骨粉、魚粉は動物由来、大豆かす、菜種油粕、米ぬかは植物由来というとわかり
やすいと思います。そのほか、食品加工品由来の肥料や、けいふん、牛ふんなどの堆肥
も、有機肥料に含まれます。
特徴は、化学肥料に比べ、肥効がゆっくりなことです。
土の中で、植物が体内に取り込む形になるまで時間がかかります。
また、窒素、リン酸、カリのバランスは肥料ごとにまちまちですので、
作物にあった肥料を選ぶことが大事になります。
肥料の袋に表示されている数字はどんな意味があるの?
家庭菜園を始めて、そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
8-8-8,14-14-14など三つの数字が意味しているのは、肥料の3要素で
ある、窒素、リン酸、カリの成分量(%)です。
一般的に窒素は葉を育て、りん酸は実を育て、カリは根を育てると言われています。
千成産業にいらしゃるお客様にお聞きすると、元肥に化成肥料をお使いの方が多いよう
です。千成産業では、元肥には配合肥料を、追肥には化成肥料(もちろん配合肥料でも
可)をお勧めしています。
普通化成肥料の肥効は大むね1か月ですので、元肥に使用すると作物が大きくなる前に
効果が失われてしまいます。
また、全量有機の肥料は、窒素、リン酸、カリの成分が肥料によって、かなり差があり
ますので、目的にあった肥料をご案内いたします。
Q 自分で食べる野菜なので、美味しくしたい。おすすめの肥料はありますか?
A 野菜全般なんにでもといえば、まず千成有機配合肥料がお勧めです。
全て有機の肥料がいいとおっしゃる方には、千成ぼかしをお勧めしています。
Q 配合肥料とはどんな肥料ですか?
A ゆっくり効く有機肥料(一般的には油粕や大豆粕、当社では混合有機肥料を使用)と、早く効く化学肥料を混合して作る複合肥料です。有機と無機両方の良さを持つ元肥にも、追肥にも使える肥料です。
Q 配合は粉状なので使いにくいです。化成肥料を元肥にしてはいけませんか?
A 元肥に使う化成肥料は有機化成肥料をお勧めします。普通化成に比べ、価格は割高ですが、その分肥効も長持ちします。
千成産業には、家庭菜園を始めたばかり、本を読んで勉強中という方も多くいらっしゃ
います。実際に野菜を作っている方の悩みをお聞きして、一緒に考え、可能な限りの
アドバイスをさせていただきます。プロの農家さんもよく来店されるので、農家さんの
経験をお聞きして、それをお伝えすることもあります。
土が固いので改良したい、果樹がちっとも実をつけない、などのご相談も多く寄せられ
ます。それぞれのお客様にあった改良方法をご案内させていただきます。
Q 土壌改良をしたいのですが?
A 牛ふん、腐葉土、バーク堆肥などの有機物を入れることをお勧めします。土中に隙間を作り、土が柔らかくなります。 千成産業の一番人気は落葉100%の腐葉土と牛ふんの組み合わせです。
Q 水はけの悪い土地の改良は?
A 上記の有機物に加え、透水性の良くなるバーミキュライト、保水性のあるパーライ
トや木炭、ゼオライトなどの土壌改良材を加えることで 排水性がよくなり、さらに
保肥力もアップします。
Q 堆肥にはいろいろあって、どれを使ったらいいのかわかりません。
A いわゆる家畜のふん(けいふん、牛ふんなど)の他、食品リサイクル堆肥、バーク堆肥、また腐葉土もたいひに分類されます。それぞれ肥料の含有量が違います。袋に生産業者(または販売業者)保証票が表示されているので確認してみましょう。けいふんは、肥料成分が高いわりに、価格は手ごろなので、元肥や追肥でよく使用されます。牛ふんは同じ家畜のふんでも肥料成分が少ないので、土壌改良目的で使用されることが多いです。用途により使い分けることをおすすめします。
Q 肥料をやっているのに実がなりません。
A まず土地や日当たりの要因が考えられます。
次に、肥料のやり方に問題があるかもしれません。たとえば、化学肥料を植え付け
前に入れただけだと、実をつけるときには、肥切れしていることもあります。
施肥のタイミング、肥料の成分なども関係があります。ご相談ください。